法定相続人
相続登記が義務化されてから1年以上経ちますが、最近になって義務化を知ったというお話を伺うことも多いです。このようなケースでは、複数の相続が起きているのがほとんどです。どのような相続であっても相続人を確定する必要がありますが、第一順位の子がいる場合はわかりやすいと思いますが、子がいない第二順位第三順位の相続人が登場するとわかりにくくなるのかもしれません。考え方としては亡くなった人からみてその死亡時点で誰が相続人かということを順番に考えていくだけです。全体としてみると複数の出来事があるかもしれませんが、単純に一つひとつを考えていけば複雑ではなくなると思います。法定相続分の計算も同じですが、得意不得意はあるのかもしれません。
必要書類の収集
法定相続人がわかったとしても、思っていたあるいは聞いていた通りなのかは戸籍を収集して確かめないとわかりません。必要書類は数次相続であっても相続人を確定するのに必要な範囲で集めていけばいいのでそれほど迷うことはないと思いますが、書類の点数は増えるので手間は確実に増えます。また広域交付が利用できない場合が多くなると思いますので手間だけでなく費用も増えてしまうことになります。手続きによって必要な書類は異なる可能性がありますので各手続きについて調べる必要もあります。
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