戸籍

最近よくいただくご質問として、誰のどの戸籍が必要ですかというものがあります。代行で戸籍等の必要書類を集めることが可能ですのであまり気にしていただく必要はないのですが、ご自身で集めたいという方向けにご案内することがあります。その際に利用する制度が戸籍の広域交付なのですが、これには欠点というか弱点があり、例えば兄が弟の戸籍を広域交付を利用して取得することができないということです。母が子らの戸籍を集めることはでき、その場合には広域交付が便利だと感じるのですが、実際動かれる相続人の方は子であることが多いため、兄弟姉妹の戸籍をその場で取得できないという事態が生じることがあるのです。

もちろん印鑑証明書を取得していただかないといけないので、その時にご自身の戸籍を取得されれば良いだけではあるのですが、あと少しなんとかならないかと思ってしまいます。窓口からお電話いただき、必要書類をそこでもお伝えすることができるので便利な使い方もでき、良い面もあると感じているところではあります。

必要書類の収集は手続きの入り口ですが、まず最初に躓くところでもあります。気になっていることやお困りごとがございましたら、些細なことでもお気軽にお問い合わせください。

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